<<水上スキーの種類>>
  • スラローム(Slalom)
  • トリック(Trick)
  • ジャンプ(Jump)
  • ウェイクボード(Wakeboad)
  • ニーボード(Kneeboad)
  • ベアフット(Barefoot)
  • エアーチェアー(Airchair)

    <<その他>>

  • バナナボート(Bananaboat)
  • チューブ(Tube)


    1.スラローム(Slalom)
    初心者は2本板から始めます。2本で安定して滑れるようになったら片足を上げる練習をして、 ドロップします。1本で安定して滑れるようになったら、 1本スタートの練習(慣れるまで結構難しい)をしてスラロームの練習をします。
    <スラローム競技>
    スラロームは、水面上に左右3個づつ、2列計6個のターンブイと、 コース両端に設置した2組のゲートブイによるスラロームコースを使用して行います。 ゲートより進入したボートはコース中央を直進し、 反対側のゲートよりコース外へ出ます。スキーはスラローム用の1本スキーを用います。
  • 得点方法
    選手が6個のブイを全て通過して、ゲートを出ますと、ボートコース外で折り返し、再び進入します。 そして選手が転倒するか、反則を犯すまで競技を続けられ廻ったブイの総数が得点となります。
  • ボートスピード及びロープの長さ
    スピードは男子55km/h・女子は52km/hより始まり、選手が6個のブイを通過すると、3km/hずつ速度をあげます。 そして、男子は58km/h・女子は55km/hになりますと、 それより先は使用しているロープの長さを18.25mから16m、14.25mと短くしていきます。
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    2.トリック(Trick)
    水上スキーでトリックからはじめると言う方はなかなかいないと思いますが、スピードが遅いので立つのは簡単です。 スラロームに比べ、水面状態があまり良くない時でも滑る事が出来るので、 日中の水面が良くない時など、滑る方が多いです。 水面が良いに越したことはないのだけれど・・・。;-p 最近はウェイクボードに押され、トリック人工がかなり減ったように思われます。
    <トリック競技>
    トリックは、アイススケートのフィギア競技ににた種目で、選手は回転したり、 自分のロープをまたいだりする演技を行って得点を競います。 スキーは1本又は2本のトリック用の物を用います。
  • 得点方法
    選手は、約50のトリック種目の中から演技種目を選び、片道20秒ずつ、往復40秒の間に演技を行います。 各トリック種目は、難度により点数が決められており、成功した種目の合計点が得点となります。
  • ボートスピード
    選手は自分の好みのボートスピードを指定することができます。 そのスピードが演技に微妙な影響を与えますので、選手は慎重にスピード調整をボートに要求します。
  • ロープについて
    選手は、自分に適した長さのロープを自由に使用できます。 また、このトリック用ロープには、足をかけて演技が出来る様に、特別の工夫がされています。
  • 演技種目
    演技種目は、大きく分けて、水面上で行うウオーターターンと、 ボートのひき波を利用して空中に飛び上がって回転するウェーキターンに分けられます。 それぞれの種目を演技に取り入れてプログラムを組みますが、 同じ種目を2回以上行っても、1回の得点しか与えられません。
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    3.ジャンプ(Jump)
    ジャンプもトリック同様にこれから水上スキーを始める方はいないと思います。 初めてジャンプ台を飛ぶときはジャンプ台が壁のように見えて結構怖いです。 (@@;; ジャンプ台もつるつるですし・・・。 最初はただのボージャンプの練習をしますが、慣れてくるとカッティングをしてスピードをあげて、 飛距離をのばしていきます。ビデオでしか見たことがありませんが、 世界のトッププロはボートを追い越す勢いで飛んでいきます。
    <ジャンプ競技>
    ジャンプは、直進するモーターボートに曳航された選手が、 水面上のジャンプ台を利用してジャンプを行い、その飛距離を競うものです。 スキーはジャンプ用の2本スキーを用います。
  • 得点方法
    着水後、ジャンプ台より任意の地点にあるブイまで選手が滑走した時、 そのジャンプは成功とみなされ、ジャンプ台の先端から着水地点までの距離が得点となります。
  • ボートスピード及び航路
    ボートスピードは、男子57km/h、女子48km/h以下で、各選手が自由に選択できます。 また、ボートはジャンプ台の右側をジャンプ台と平行に直進しますが、 その航路は選手が指定することができます。
  • ロープの長さ
    ジャンプ競技用のロープは23mです。 スラローム競技のようにロープの長さを変えることはできません。
  • ジャンプの回数及び反則
    選手は3回のジャンプを行えますが、ジャンプ後、または、ジャンプ台の手前で転倒した場合も、 1回のジャンプとみなされます。 またジャンプが成功しても、選手が空中でハンドル以外のロープに故意に接触した場合は、反則により失格となります。
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    4.ウェイクボード(Wakeboad)
    冬にはスノーボード人気が高まっていますが、それにじょうじてここ最近ウェイクボーダーが増えました。 水面の状態があまり良くなくても滑る事が可能であり、ジャンプ・横回転などのスノーボードの技に加えて、 縦回転などもできてしまいます。スノーボードが出来ればウェイクボードがすぐに出来るように思われがちですが、 スラローム板で滑った事がない方は、立つまでが大変のようです。
    <ウェイクボード競技>
    ウェイクボードは、トリック競技ににた種目で、選手は回転したりジャンプ演技を行って得点を競います。 スキーは1本のウェイクボード用の物を用います。
  • 得点方法
    選手は、100種類以上のウェイクボード種目の中から演技種目を選び、 片道25秒の間に5種類以内の演技を行い、往復50秒行います。 各ウェイクボード種目は、難度により点数が決められており、成功した種目の得点と、 ジャッジによるスタイルポイントが合計得点となります。
  • ボートスピード
    選手は自分の好みのボートスピードを指定することができます。 そのスピードが演技に微妙な影響を与えますので、選手は慎重にスピード調整をボートに要求します。
  • ロープについて
    選手は、自分に適した長さのロープを自由に使用できます。
  • 演技種目
    演技種目は、大きく分けて、水面上で行うウオーターターンと、 ボートのひき波を利用して空中に飛び上がって回転するウェーキターンに分けられます。
    詳しくは JWBAのホームページをどうぞ。
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    5.ニーボード(Kneeboad)
    ニーボードは、ボディボードの様な形をした板で横這いになってスタートし、 そこから足を板に引き込み正座の姿勢で滑るスキーです。 スラロームをしたり横回転したりして遊びます。

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    6.ベアフット(Barefoot)
    これは、足の裏だけで滑るスキーです。 当然の事ながら、足の裏の表面積は板を使うときに比べて小さいのでスピードも速く、 安定性が全くありませんので、水面が良くなくては滑れません。 練習は、初めはボートの横より、ベアフットブームと言う鉄の棒を出し、 それに捕まりながら足裏で滑るという感覚をつかみます。 次にブームから短いロープを出しての練習です。 スタート方法は、ニーボードにまたがり立ち上がっていくニーボードスタートと、 板をはいてスタートしその板を脱ぎ捨てるドロップスタートと、 足をロープにかけてスタートして立ち上がっていく水中スタートがありますので、 やりやすい方法を見つけて下さい。 私は鈍かったのでこの状態で滑れるようになるのにはずいぶんと時間がかかりましたが、 みなさんは大丈夫かもしれません。;-p ここで十分に滑れるようになったら、いよいよ後ろで長いロープで滑ります。 スピードも速くブームロープとは感覚が違いますので、けっこう大変かもしれません。 海外の方々は、これで後ろ向きで滑るバックベアや片足をロープにはめ込み 前後に回転したりするトーホールドをやってしまうので、たまげたもんです。(^^;; ベアフットは転倒時の衝撃がかなりはげしいので、打たれ強い肉体と、 上半身の筋力が必要だと思います。 ・・・でも雑誌を見ると、細身の方が結構滑っているのだが・・。(@@;;;
    日本では、水面が良い所があまりないこともあり、 ベアフットをやっている人は数える程しかいませんのでトライしてみてはいかが???
    <ベアフット競技>
    詳しくは知りませんが、海外ではスラローム(決められたコース内で何回ウエキを越えられるか) やジャンプ競技などがあるようですが、どちらかというと、人に見せるショー的な要素があります。
  • ボートスピード
    競技は知りませんが、私の体重(65+α)で、55〜60km/hです。 私より重い人はもう少しスピードがないと浮かないかもしれませんけど・・・。;-p あと、水温や水の堅さにより多少の増減をします。 山中湖は標高が高いので、水がやや堅めなので、少しスピードが遅くても浮くと思います。
  • ロープについて
    競技用は知りませんが、私が使っているのは、サンスイのお客さん(私 のお師匠さん)ので30m又は23mで使用しています。長いです。
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    7.エアーチェアー(Airchair)
    私はビデオでしか見たことがないのですが、板の上に腰掛けがあり、 反対の水中には舵のようなものがついていて、座ったままジャンプや回転をしながら滑るようです。 ちょっと転んだら大変そうなんですが。(^^;;
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    8.バナナボート(Bananaboat)
    バナナの形をした大きな浮で、3〜7人用くらいがあり、取ってを掴んでまたがってボートに引きづられます。 波を越える時に浮きが上下して楽しいのですが、ドライバーは浮きをいかに上手く転がす(裏返す)かにかけています。(^^;;; かと言ってむやみやたらと引いては、浮きに乗っている方が怪我をすることがあります (芋ずるしきに人が落ちて、下の人が怪我をする)ので、注意が必要です。 ドライバーは最高スピードを30km/hまでとし、バナナボートを見ながら、 転がったらすぐにスピードを落とすのがこつです。
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    9.チューブ(Tube)
    これはおけつがすっぽりうまるぐらいの大きさの、タイヤのチューブの形をした浮きです。 これをボートやマリンジェットで引っ張ります。 ドライバーは左右に引きずり回し、乗っている人を水上に落とす事に命をかけます。(^^;;; 乗っている人は賢明にこらえているのですが、その反動でころっと転がります。(^^)v お尻がおっきくて安定性のある人は転がりにくいようですよ。;-p 耐えすぎて手首をひねらないように気をつけてください。
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